我が子に相続させるために必要な知識

花08通常、婚姻関係を結んだ夫婦の間に生まれた子には、両親の財産を相続する権利があります。しかし、愛人の子のように母親と父親との間に婚姻関係がない状態で生まれた場合は、父親の遺産を受け継ぐことができません。これは、父親と愛人の子には法律上の親子関係が認められていないためです。愛人の子に父親の財産をもらうためには、方法が2通りあります。まず、父親の生前に認知をしてもらう方法です。認知をしてもらえば、愛人の子は法律上でも父親の実子と認められたことになりますので、財産を受け継ぐ権利が発生します。愛人の子がまだ胎児の場合は、父親に胎児認知をしてもらえば、実子として認められます。しかし、死産した場合には、その権利は失うことになります。また、財産分与の点では、愛人の子は、妻の子の半分しか受け継ぐことができないと法律で定められています。もう一つの方法としては、愛人の子と父親が養子縁組を行うと受け継ぐ財産の取り分も妻の子と平等に分配されます。配偶者の連れ子の場合も、養子縁組の手続きを行っていれば、連れ子にも財産を受け継ぐことが可能になります。遺言書で養子縁組していない連れ子や愛人の子に実子と同程度の財産を譲ることも可能です。